中古住宅『空家』『居住中』の違いについて - 群馬県の中古住宅、買いたい人も売りたい人も(株)エステート・マックへ！！

　中古住宅で販売されている物件の販売状況には、大きく分けて『空家』と『居住中』の物件があります。

　誰も住んでおらず現在は使われていないお家が『空家』です。まだ売主様がお住まいになっている状態で、売りに出されているお家が『居住中』の物件です。

■『居住中』と表記されている場合
・売主様がまだお住まいの状態
・定住はしていないが、別荘としてたまに利用している状態
・売主様自身は住んでいないが親族や知り合いに貸している状態
　（買い手が決まったら退去する）
など

このページでは、物件探しをこれから始められるお客様へ、『空家』『居住中』のそれぞれのメリット・デメリットを、解説させて頂きます。

空家の物件

■メリット
・現地確認の際、外観～庭先～裏手まで事前にじっくり確認出来る

・気軽に内覧しやすい
　（時間や曜日に縛られない）

・荷物が片付いているお家なら、室内も細部までじっくりと確認出来る

■デメリット
・家具が片付いていると、実際の広さのイメージが湧かない
　（家具を置いたら狭かった、など）

・設備故障の有無を確認しづらい
　 (水道・電気を停めている場合が多い)

・空家の期間が長すぎると、お家が傷む・老朽化する
　（お庭の雑草、内装やライフライン）

居住中の物件

■メリット
・売主様から直に、お話をお伺い出来る
　（住み心地、周辺環境や近隣住民について）

・売主様がどんな方なのか、お顔が見れて安心

・家具が置いてある（売主様が生活している）状態で内覧するので、広さのイメージが湧く

■デメリット
・事前の現地確認が充分に出来ない
　（敷地内に勝手に入る訳には行かないので）

・売主様の都合に合わせて内覧する必要がある
　（内覧可能な日時・曜日が限定される）

・気まずさから、じっくりと内覧出来ない

・家具が無くなったら、思わぬ傷や汚れが発見される場合も

　また、売主様が居住中の物件を内覧される際の注意事項を、下記に記載させて頂きます。

内覧時の NG！　　　な行動リスト

×　売主様の目の前で、気に入らなかった点は言わないで！
　 (狭い、汚れている、間取が気に入らない、デザインが趣味と合わない、等)

×　売主様に直接、価格に関する感想は言わないで！
　 (価格が高い、値引きして、等)

×　売主様に直接、買った時の価格（新築時に掛かった建築費など）は聞かないで！
　 (売主様側からアピールしてきた場合を除いて）

×　不必要に大人数で内覧しないで！
　（お知り合い・お友達など、住宅購入の意思決定に直接、関係のない方の同行はお控え下さい）
　（第三者であっても、お知り合いの建築関係者等、関連する重要なサポーターの方はOK！）

×　売主様の許可なく、近隣への聞き込みはしないで！
　（売主様がOKしてくれたら可能です）

×　あくまでも客人としてのご対応を！
　（畳の部屋はスリッパを脱ぐ、バルコニーにスリッパのまま出ない、等）

　尚、物件によって『空家』でも売主様にお立会い頂いて内覧して頂く物件もあります（荷物がまだ残っている等の理由で）。物件ごと・売主様ごとに、内覧時の条件も異なります。

　もし気になる物件が『居住中』でも、遠慮なさらずにご興味が御座いましたらお気軽に内覧をご予約下さい！